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避妊手術、腹腔内陰睾(潜在精巣)


当院では腹腔鏡(内視鏡外科)による手術を行うことが可能です。

一般的な開復手術による避妊手術では背中側にある卵巣や子宮をお腹側に牽引(引っ張ること)する際に強い痛みが生じることがあります(図1)。 腹腔鏡を用いた手術では無理な牽引をすることなく、お腹の中で卵巣を摘出することが可能なため痛みが少なく負担が少ない手術となります。 また、通常の手術ではお腹の中は見えない状況ですので、卵巣や子宮を経験や感覚で牽引することになりますが(図2)、 腹腔鏡を使用することでしっかりと見て確認しながら手術を行うことができるため(図3-1、図3-2)安全性も高い手術と考えられます。

また、開腹手術による腹腔内陰睾の手術は大きくお腹を切開することが多く痛みが強いことが問題になります。 しかしながら、腹腔鏡を使用することで小さな傷で済むことが可能であるため術後の痛みも少なく負担の少ない手術を行うことが可能です。


図1 一般的な避妊手術のイメージ①



図2 一般的な避妊手術のイメージ②



図3-1



図3-2



腹腔鏡による避妊手術(卵巣摘出)の縫合部



腹腔鏡による卵巣子宮全摘手術後(抜糸時)




一般的な腹腔鏡手術のメリットとデメリット


メリット
・術創(傷)は小さく、術後の痛みが少ない
・術後の癒着が少ない
・死角が少なく、拡大した視野で手術が可能である
・手術後の胃腸の運動性が保たれやすい
・術創の感染リスクが低下するとされている

デメリット
・手術時間は長い傾向がある
・手術費用が高くなる
・気腹(お腹に炭酸ガスを入れて膨らますこと)による呼吸や循環動態への影響がでる可能性がある
・皮下気腫、気胸、空気塞栓などが起こる可能性がある




病院情報

ノヤ動物病院
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